「今の会社に居続けるのもリスクだが、起業して失敗するのはもっと怖い」
40代を過ぎて起業を志す方の多くが、この葛藤の中にいます。
20代の起業なら「失敗してもやり直せる」と言えるかもしれません。しかし、住宅ローン、お子様の進学、そして刻一刻と近づく老後の足音……。守るべきものが多い私たち世代にとって、「勢いだけの起業」はあまりにもハイリスクです。
では、どうすれば安心して一歩を踏み出せるのか?
その答えは、精緻なビジネスプラン(事業計画)の前に、「ライフプランという名の安全装置」を組み込むことにあります。
「はっとした」瞬間に、本当の起業準備が始まる
相談現場で、私はよくこのような質問をさせていただきます。
- 「お子様が大学を卒業されるのは何年後ですか?」
- 「現時点での年金見込額を把握されていますか?」
- 「将来、住まいをリフォームしたり住み替えたりするご希望はありますか?」
これらの質問を投げかけると、多くの方が一瞬言葉を詰め、「はっとした顔」をされます。
それは、「事業をどう成功させるか」ばかりに目が行き、「自分の人生にいくら必要なのか」という視点が抜け落ちていたことに気づく瞬間です。
ライフプランは「ブレーキ」ではなく「アクセル」
ライフプランを作成することは、決して起業を諦めるための作業ではありません。むしろ逆です。「最悪のシナリオ」を可視化することで、逆に「どこまでなら攻めても大丈夫か」という境界線が明確になるのです。
実際に、あるクライアント様と「起業から5年後にいくら所得(手取り)があれば、老後を安心して迎えられるか」を徹底的にシミュレーションしたことがあります。
| 項目 | 不安な状態(計画なし) | 安心な状態(計画あり) |
| 収益目標 | 「稼げるだけ稼ぎたい」 | 「月商〇〇万円が必要」と明確化 |
| リスク認識 | 「失敗したら破産するかも」 | 「予備費で〇年分は生活できる」と把握 |
| 家族の反応 | 漠然とした不安から反対される | 数字の裏付けがあるから応援される |
5年後、10年後のキャッシュフローがプラスになる道筋が見えた時、その方は「これで迷いなく事業に集中できます!」と、晴れやかな笑顔で感謝してくださいました。
地域特化の支援制度も、あなたの「安全装置」になる
起業の「守り」を固めるには、地域の支援制度を賢く使うことも欠かせません。
私が重点的に支援している東京都多摩地域、都内全域、神奈川県(横浜・川崎・相模原)、埼玉県(さいたま・所沢・川口)といったエリアには、非常に手厚い創業支援制度が存在します。
例えば、自治体の「特定創業支援等事業」を活用すれば、株式会社を設立する際の登録免許税が半額になったり、融資の金利優遇を受けられたりするメリットがあります。これらをライフプランに組み込むことで、初期の資金流出を抑え、生存率をぐっと高めることができるのです。
最後に:不安を「希望の設計図」に変えませんか?
40代からの起業は、人生最大の投資です。
だからこそ、中小企業診断士としての「ビジネスの視点」と、ファイナンシャルプランナーとしての「家計の視点」を統合した、あなただけの「人生の損益分岐点」を知ることが重要です。
「自分の場合は、いくら稼げば安心なのか?」
「今の貯蓄で、本当に起業しても大丈夫なのか?」
そんな不安を抱えている方は、まずは一度お話ししてみませんか?
人生から逆算する起業を。まずはプロと一緒に整理しませんか?
中小企業診断士の「事業戦略」と、FP1級の「資金計画」。 多摩地域(稲城市)を拠点に、東京・神奈川・埼玉での「負けない起業」をハンズオンで支援します。
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